昔ながらのアメリカ製ロッド、セントクロワのインペリアル・グラファイトXLの8フィート6インチ、5/6番指定の竿です 昔グラファイトが出てすぐの頃はこの竿のようにライン指定が複数にわたっているものがありました それまでのグラスファイバーに比べて高弾性の素材であるグラファイトは、遠距離を投げる際には下の番手を、近距離で竿をロードさせるには上の番手を使うことが一般的だったからです 現在のように半番手重めというようなフライラインもなく、ヘッドのデザインも種類が豊富とは言い難く、DTがWFと同じくらい普及していたこともあって、DTでは下の番手、WFでは上の番手といった使い方もありました この竿はそんな古き良き時代に生産されていたものです ブランクスには継いだ跡こそありますがほぼ未使用の状態で、リールシートに若干の傷はあるものの、総じてきれいな状態です 全体的に曲がるアクションですが、決してスローではなくどちらかというと張りのある腰の強い竿になります 自重は実測で104グラム弱と、今日の軽量カーボンロッドには比ぶべくもありませんが、昔風のリールを合わせてみるもよし、風の強い日向けのサブロッドとして使うもよしです 付属品として当時のままのウォランティカードとともにクロスバッグとアルミケースが付いていますが、バッグには一部汚れが付いており、アルミケースにも汚れや傷があります ご不明な点がありましたら、お気軽にご質問ください 仕事の都合で発送が2～3日かかる場合もありますが、よろしくお願いいたします 特徴...パックロッド/マルチピースロッド 釣種...フライ 魚種...トラウト/アキアジ/トキシラズ